1. 情報アーキテクチャ入門 MOC
- 情報アーキテクチャとは何か
- 情報アーキテクチャの定義 (情報を分かりやすくし、見つけやすくするための構造設計の技術と科学)
- IAの目的 (ユーザビリティの向上、タスク達成の支援、コンテンツ価値の最大化)
提唱者と主要書籍 (リチャード・ソウル・ワーマン, ピーター・モービル & ルイス・ローゼンフェルドの『シロクマ本』)
- なぜIAが重要か
認知負荷の軽減
ユーザーの満足度と信頼の向上
ビジネス目標の達成支援 (コンバージョン率向上など)
コンテンツの持続可能性とスケーラビリティの確保
- IAの3つのサークル (情報生態学) MOC
- コンテキスト (Context) (ビジネス目標、制約、文化、リソース)
- コンテンツ (Content) (データ、ドキュメント、オブジェクト、メタデータ)
- ユーザー (Users) (ターゲット層、ニーズ、情報探索行動)
3つのサークルの重なりの中に最適なIAが存在する
- IAと関連分野との関係
UXデザインにおけるIAの位置づけ
UIデザインとの違い (構造 vs. 表現)
コンテンツ戦略との連携
SEO (検索エンジン最適化) との関連
2. 情報アーキテクチャの構成要素 (4つのシステム) MOC
2.1. 1. 組織化システム (Organization Systems) MOC
- 組織化システムとは (情報のグループ化と分類の仕組み)
- 組織化スキーム (Organization Schemes)
- 厳密な組織化スキーム (Exact Organization Schemes) (客観的、既知情報探索向け)
アルファベット順 (Alphabetical)
時系列順 (Chronological)
地理的順 (Geographical)
- 曖昧な組織化スキーム (Ambiguous Organization Schemes) (主観的、ブラウジング向け)
- トピック別 (Topical)
- タスク指向 (Task-oriented)
- オーディエンス別 (Audience-specific)
メタファー (Metaphor) (注意が必要)
ハイブリッドスキーム (複数のスキームの組み合わせ)
- 組織化の構造 (Organization Structures)
- 階層構造 (Hierarchy / Tree Structure) (トップダウン)
- データベースモデル / シーケンシャル構造 (ボトムアップ)
ハイパーテキスト構造 (Hypertext)
(オプション) ファセット分類 (Faceted Classification) (複数のフィルターで絞り込み)
2.2. 2. ラベリングシステム (Labeling Systems) MOC
- ラベリングシステムとは (情報の表現方法、名前の付け方)
- 良いラベルの条件
ユーザーの語彙に合わせる
一貫性を保つ
明確で誤解を招かない
簡潔であること
- ラベルの種類
ナビゲーションのラベル (リンクテキスト)
見出し (Headings)
インデックスタグ (Index Terms)
アイコンラベル
- ラベリングシステムの設計プロセス
コンテンツ分析とユーザーリサーチから候補を抽出
競合サイトのラベリング調査
ユーザーテストによる検証
- ラベリングのアンチパターン (専門用語の乱用、一貫性のないラベルなど)
2.3. 3. ナビゲーションシステム (Navigation Systems) MOC
- ナビゲーションシステムとは (ユーザーが情報空間を移動するための手段)
- ナビゲーションの種類
- グローバルナビゲーション (Global Navigation) (サイト全体で一貫して表示)
- ローカルナビゲーション (Local Navigation) (特定のセクション内での移動)
- コンテキストナビゲーション (Contextual Navigation) (関連コンテンツへのリンク)
(オプション) 補足的ナビゲーション (Supplemental Navigation - サイトマップ, インデックス)
- ナビゲーションのUIパターン
ナビゲーションバー (ヘッダーナビゲーション)
パンくずリスト (Breadcrumbs)
フッターナビゲーション (Fat Footer)
タブ (Tabs)
ドロップダウンメニュー / メガメニュー
サイドバーナビゲーション
ページネーション (Pagination)
関連リンク
ファセットナビゲーション (Faceted Navigation)
- 埋め込みナビゲーション (Embedded Navigation)
- 良いナビゲーションの設計原則
現在地を示す
移動経路を示す
行き先を予測可能にする
一貫性を保つ
2.4. 4. 検索システム (Searching Systems) MOC
- 検索システムとは (ユーザーがクエリを入力して情報を探す手段)
- 検索システムの構成要素
検索インターフェース (検索ボックス、検索ボタン)
クエリ言語 (Query Language) (キーワード, ブーリアン演算, フレーズ検索など)
検索アルゴリズムとインデックス
検索結果の表示 (Search Results)
- 良い検索システムの設計
検索ボックスの配置とデザイン
オートコンプリート / サジェスト機能
高度な検索機能
検索結果の順序付け (ランキング)
検索結果のスニペット表示
検索結果のフィルタリングとソート
"検索結果がありません" ページの設計
- 検索ログ分析 (ユーザーのニーズ理解)
3. IAの設計プロセス MOC
- フェーズ1: リサーチとディスカバリー MOC
目的とスコープの定義
ステークホルダーインタビューの実施
ユーザーリサーチの実施 (インタビュー, ペルソナ作成)
競合分析
コンテンツインベントリとコンテンツ監査
- フェーズ2: 戦略と構造設計 MOC
トップダウンアプローチ vs. ボトムアップアプローチ
組織化スキームと構造の決定
ラベリングシステムの開発
主要なナビゲーションパスの設計
カードソーティングの実施と分析
コンセプトモデル/メンタルモデルの作成
- フェーズ3: ドキュメンテーションと実装 MOC
サイトマップの作成
ユーザーフロー図の作成
ワイヤーフレームの作成 (IAの視点から)
ナビゲーション仕様書の作成
コンテンツモデルとタクソノミーの定義
開発者やデザイナーとの連携
- フェーズ4: 評価と改善 MOC
ツリーテストの実施
ユーザビリティテストによるナビゲーションの評価
クリックテスト / ファーストクリックテスト
アクセス解析データに基づく改善
IAの継続的なメンテナンス
4. IA設計のための主要な手法とテクニック MOC (再掲・集約)
- コンテンツインベントリ (Content Inventory) とコンテンツ監査 (Content Audit) MOC
インベントリの作成方法 (スプレッドシートなど)
監査の評価軸 (ROT - Redundant, Obsolete, Trivial)
- カードソーティング (Card Sorting) MOC
カードソーティングの定義と目的 (ユーザーのメンタルモデルを理解する)
- オープンカードソーティング (ユーザーが自由にグループ化)
- クローズドカードソーティング (事前に定義されたカテゴリに分類)
ハイブリッドカードソーティング
カードソーティングの実施手順と分析方法 (類似度マトリクス, デンドログラム)
オンラインカードソーティングツール (OptimalSortなど)
- ツリーテスト (Tree Testing / Reverse Card Sorting) MOC
ツリーテストの定義と目的 (IAの構造の有効性を検証する)
ツリーテストの実施手順と分析方法 (成功率, 直接性, 所要時間)
オンラインツリーテストツール (Treejackなど)
- ユーザーフロー (User Flow) とタスク分析 (Task Analysis) MOC
ユーザーが特定の目標を達成するためのステップを可視化
- サイトマップ (Sitemap) MOC
サイトマップの種類 (視覚的サイトマップ, XMLサイトマップ)
サイトマップの作成方法とツール
- ワイヤーフレーム (Wireframe) MOC (IAの視点から)
ページレベルでのIAの具体化
ナビゲーション要素とコンテンツの配置
5. IAの成果物 (Deliverables) MOC
競合分析レポート
ユーザーリサーチレポート (ペルソナ, ジャーニーマップ)
コンテンツインベントリ/監査スプレッドシート
カードソーティング/ツリーテスト結果レポート
サイトマップ
ユーザーフロー図 / タスクフロー図
ワイヤーフレーム / プロトタイプ
ナビゲーション仕様書
コンテンツモデル / タクソノミー定義書
ラベリング仕様書
6. IAの原則とベストプラクティス MOC
- Peter Morville の UX Honeycomb (Useful, Usable, Desirable, Findable, Accessible, Credible, Valuable)
- Abby Covert の 10 Principles of IA
- 8つの情報アーキテクチャの原則 (by Dan Brown)
オブジェクトの原則 (Principle of Objects)
選択の原則 (Principle of Choices)
開示の原則 (Principle of Disclosure)
模範の原則 (Principle of Exemplars)
フロントドアの原則 (Principle of Front Doors)
多重分類の原則 (Principle of Multiple Classification)
フォーカスナビゲーションの原則 (Principle of Focused Navigation)
成長の原則 (Principle of Growth)
- その他のベストプラクティス
ユーザーの言語を使う
一貫性を保つ
認知負荷を減らす
コンテキストを提供する
失敗からの回復を容易にする
7. 様々なコンテキストにおけるIA MOC
大規模WebサイトのIA
eコマースサイトのIA (ファセットナビゲーションの重要性)
モバイルアプリケーションのIA (画面サイズの制約)
エンタープライズシステム / イントラネットのIA
音声ユーザーインターフェース (VUI) のIA
オムニチャネル体験におけるIA
8. IAのためのツールとリソース MOC
- マインドマッピングツール (XMind, MindMeister)
- ダイアグラム作成ツール (draw.io, Lucidchart, Miro, FigJam)
- カードソーティング/ツリーテストツール (Optimal Workshop)
- ワイヤーフレーム/プロトタイピングツール (Figma, Sketch, Adobe XD)
- 主要な書籍、ブログ、コミュニティ